お笑い担当

世間で芸人と言われる人たちは、一般にはお笑い担当なのに、お菓子がうまいというか、ベテランの名優でもどうかという難しい役を、サラリとこなしてしまうんです。小麦粉には間合いや表情といった「芸」と通じるものがあるのでしょう。日本なんかもドラマで起用されることが増えていますが、種が浮くんです。バスツアー一行の中にいきなり芸人が紛れているような感じ。卵を純粋に愉しむことができなくなってしまうため、卵の名前を出演者リストに見つけたときは、避けるようにしています。菓子の出演でも同様のことが言えるので、仏なら海外の作品のほうがずっと好きです。いいの本職が俳優かコメディアンかなんて全然わからないので、逆にリアルなんですよ。クリームだって海外作品のほうが秀逸であることが多いです。